Hyper Realistic Statue

等身大リアルフィギュアとは実在する人物や動物または空想上のクリーチャーを、まるで生きているかの様に等身大サイズでリアルに制作された造形物になります。
実際には映画やテレビ、広告PRなどの販売促進用で使用されたり、企業や店舗のディスプレイ、テーマパークなどの造形物としても使用されています。
基本的にリアルな人形と聞くと蝋人形を想像しがちですが、弊社では主にシリコンやウレタンラバー、プラスティックなどの素材を使用して制作致します。
弊社独自で開発したシリコン素材は、本物の肌に類義するほどの質感や透明感があり、毛細血管や毛穴、しわ、眉毛、まつげ、頭髪の生え際などの細かい部分へのこだわりや、義眼・義歯、爪等もリアルに再現しています。
最近では3Dプリント出力によるシリコン素材で制作する事も多くなり、ご予算や納期に合わせて選択することも可能です。

Flow - 等身大リアルフィギュア制作の流れ -

  1. Step1 3Dスキャニングとデジタル原型

    まず人物を再現する場合はモデルご本人の頭部や全身を3Dスキャナーで形状を読み込み制作する方法と、動物やキャラクターなどの場合は写真資料から3Dソフトで直接原型を制作していく2種類の方法があります。従来、特殊メイクなどで行う顔の型取りでは工程も多く時間が掛かっていましたが、3Dスキャナーでは形状やサイズも瞬時に撮影が可能です。
    弊社のスキャナーは医療現場などにも導入されている高解像度のものを使用しており、指紋まで正確に撮れるためリアルな質感が再現できます。
  2. Step2 3Dプリント出力

    3Dソフトで細かな原型調整を加えた後、3Dプリンターにて出力を行います。
    常設展示など長期品質維持が必要でない場合は、短納期が可能となり3Dプリンター用のシリコン系素材でそのまま出力し、Step8のペインティング作業に移行可能となります。
    1年以上の展示などで劣化の問題があれば、Step3のプリント出力の型取りを行い内部補強と高強度シリコンにて制作をオススメ致します。
  3. Step3 プリント出力の型取り

    原型完成後、型取り用のシリコンを何層も重ね塗り付け型を作っていきます。
  4. Step4 シェルの制作

    型取り後は、シェルと呼ばれるFRP製の内部補強加工をおこないます。
    これは人間で言う頭蓋骨にあたる部分で、等身大フィギュアとして出来上がった際の芯材になります。
  5. Step5 シリコン配合と注型

    シェルの加工が終わり、型同士を固定したらシリコン注型の作業です。特殊なシリコンを数種類ブレンドし、そこに着色材や毛細血管を再現したナイロン繊維などを配合しリアルな肌色を着色していきます。
  6. Step6 ペインティング

    外し終わったシリコンは表面にオイルが付着している為、特殊なクリーナーで洗浄していきます。シリコン素材はシリコン以外の素材を接着させない性質があり、そのままペイントしてもすぐ落ちてしまう為、特殊な加工を施しながらペイントしていきます。その為、水で擦りながら洗い流してもペイントは剥がれない仕組みになっています。 何度も薄くペイントしながらリアルな肌の色味を表現していき、ペイントの効果でメラニン色素や内部の透けて見える肉の色味など細かく表現していきます。
  7. Step7 眉毛の植毛

    一旦ペイントが完成した所で、髪の毛やまつげ、眉毛を一本一本専用の針を使用し植毛していきます。髪の毛は本物の人毛ですが、眉毛やまつげには動物の毛を使用しています。
  8. Step8 生え際の植毛

    リアルな生え際になるように頭部の生え際は2cm植え込むのに1週間程かかります。
  9. Step9 ボディー・小道具・衣装の制作

    顔以外のボディーパーツやその他の造形物・小道具、衣装に関しても細かく制作していきます。納品時期までの全ての制作で2ヶ月かかります。
  10. Step10 現場設置

    納品当日、バラバラに制作されたパーツや小道具を順序良く組み立てていきます。開館後は一緒に写真が取れるサービスがあり、万が一の事を考えて転倒などの危険が無い様に鉄骨で固定してあります。
  11. Step11 最終仕上げ

    最後に照明の具合を見ながら、ペイントやヘアーなどの手直しをし、完成です。